ケトン式ダイエット


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ダイエット

ケトン式ダイエットの根拠、方法と問題点

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◆ ケトン式ダイエットの根拠 ◆

1.炭水化物の摂取量を20〜40gと非常に少なくし、糖分の代わりに脂肪がエネルギーとして使われる状態にする。

2.するとインスリンが分泌されず、また血糖がないので肝臓や筋肉のグリゴーゲンが使われるが、直ぐに底をつく。

3.代わりに、体内の脂肪が分解されたケトン体をエネルギーとして使うようになるので体脂肪が減る。







◆ ケトン式ダイエットの方法 ◆

1.最初の2週間は導入期間として炭水化物の摂取量を1日20g以下にする。

2.減量中は体重が増加するまでゆっくり炭水化物の量を増やしていく。

3.目標体重に近くなったら、炭水化物を少し増やしペースダウンする。

4.安定したら炭水化物は体重が増加しない量に保つ。

5.制限をするのは炭水化物のみで、たんぱく質や脂質は特に制限は無い。


◆ ケトン式ダイエットの問題点 ◆

勝手に誤解させる方法

この方法の問題は体がエネルギーを得る仕組みを利用して、「炭水化物を摂らなくても生きてゆける」と勝手に思いこませることです。

「炭水化物ダイエット」「インスリンダイエット」とは微妙に違っていて入り易い方法ではあります。

上の方法との違いは最初は極端に炭水化物を減らし、後は体重や体調を見ながら炭水化物摂取量をコントロールさせる点です。ケトン式の法がまだマシ。


ケトン体だけでは脳は生きられない

脳の栄養にケトン体が代替出来る割合は20%程度。80%はグルコースが必要。

だから脳の為にグリコーゲン分解などでグルコースを維持して、他の組織は脳のために  グルコースを節約してケトン体や遊離脂肪酸でエネルギーを賄おうとするものです。


ケトン式は元々アメリカ人を対象として考案された方法。

カロリー過多で体重200kg以上もあるアメリカ人を対象として考案された方法。

健康な日本人が精々5kg〜10kgを減量する為にケトン式ダイエットを行い、その結果として糖尿病など病気を誘因してしまった場合、健康な人が減量する為だけに払う代償としては大き過ぎます。

アメリカでは2000年に否定されたのに、何故日本では今も真似をするのか理解不能です。誰か狂信的なアメリカヒイキの人達が推進しているのでしょう。


体のエネルーギ源のまとめ

1.食事で摂取した物の吸収が終了した直後には、肝臓のグリコーゲンが分解されて血液中に入る。
ブドウ糖の主要な供給源です。筋肉にもグリコーゲンがあるが筋肉に使われ血糖には寄与しない。

2.食後数時間経過し、絶食状態が続くと、肝臓は糖新生(グルコース=ブドウ糖の合成)を行う様になりブドウ糖が供給される。糖新生は以下の通り。

・脂肪組織⇒分解されグリセロールや脂肪酸 ⇒ 肝臓で糖新生 ⇒ 脂肪組織、筋肉
・筋肉 ⇒ 蛋白質がアミノ酸に分解 ⇒ 肝臓で糖新生 ⇒ 脂肪組織、筋肉
・ブドウ糖代謝 ⇒ 乳酸までにまで反応 ⇒ 肝臓で糖新生 ⇒ 脂肪組織、筋肉

3.さらに絶食状態が続くと、脂肪酸が肝臓に運ばれケトン体が作られ血液中に放出される。
ケトン体は、脳でもエネルギー源(上限20%)として用いられ、グルコースを節約する様になる。

4.体組織の主なエネルギー源

筋肉 : 脂肪酸、ケトン体が主エネルギー源
脳、網膜、生殖腺胚上皮など : ブドウ糖、ケトン体がエネルギー源
赤血球 : ブドウ糖だけがエネルギー源(理由:ミトコンドリアが無い)