脂肪細胞の増殖


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ダイエットの基本

脂肪細胞の増殖

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ダイエット エステで食事アドバイスをしてくれるところがあります。
特に医療系と連携しているエステでは、脂肪細胞の増殖の仕組みを元にした食事アドバイスになっています。

勿論、病院のダイエット外来も同じです。

ドーシテ邪魔な脂肪が付いてしまうのか。ここにもインスリンが関与しています。

インスリンが一気に分泌しなければ、脂肪蓄積が起こらない事は解ってきているのですが方法が未解決です。

早く! 誰か! 先生! 見つけて下さい!





■ 体脂肪が増え続ける仕組み ■

体脂肪は2種類あります。白色脂肪細胞(WAT)と褐色脂肪細胞(BAT)です。WATは全身に分布していて脂肪を沢山蓄えています。単に脂肪細胞とか脂肪と言ったらWATを指します。

一方、BATは場所が限定されていて、子供には多く、成人になると減少します。。
白色脂肪細胞は成人後も増え続けます。

WATの主な役割は産熱、つまり体温を作ることです。



■ WATが増え続ける仕組み ■

学問的には脂肪細胞も筋肉や骨と同じ中胚葉に由来して発生します。発生学の分野になります。脂肪が他と大きく違うのは、運動とか食べ物の摂取などの環境要因が形成を制御していることです。

他の細胞は人間の発育時という限られた期間で形成されます。脂肪はこれとは少し違います。
運動とか食べ物によって一生形成されます。厄介でもあります。



■ だから、太り続けてしまう ■

WATの増殖の仕方ですが、凡そ4段階です。

  @ 未分化の細胞が形成される。何になるか決まる前の細胞です。
  A この細胞が増殖して増える。
  B 脂肪細胞へと分化する。
  C この細胞に脂肪が蓄積して成長する。

@とAが重要になります。倍倍で増えます。

細胞分裂のある時期に特定の増殖因子が関与している事がマウスなどの実験で明らかになっています。



■ 未分化細胞が増殖して増える ■

@Aを前駆脂肪細胞、増殖因子を前駆脂肪細胞増殖因子と呼んでいます。
単語くっ付けただけです。
動物実験では増殖因子は他の細胞、つまり脂肪以外の細胞には作用しない事もわかりました。

この段階、つまり@、Aはまだ未分化段階ですから、WATではありません。未分化段階です。



■ 一体、何故脂肪細胞が増える? ■

増殖因子で増えるのはA段階です、未だ脂肪と決まってない段階です。
何へ分化するかのスタンバイの状態です。
この段階で脂肪分化へのスイッチが入ってしまうと一気に増えるます。



■ スイッチを入れてしまうもの ■

何へ分化するかのスタンバイの状態で脂肪分化へのスイッチを押すのがインスリンです。
インスリンは血液中の糖が増えると、強い反応を示すホルモンです。



■ インスリンが強い反応しなければ簡単には増えない ■

反応しない良い方法が見つかり解明されれば、肥満の科学的な予防や治療に役立つと事になります。



■ 現時点ではまだ無理 ■

現時点では方法も見つかっていません。仮に見つかったとしても、医学的に他への影響の研究も必要になり、安全が確認されてからようやく応用になります。簡単に行く方法は有りません。

しかし、これらの事実は肥満防止の大きなヒントを与えて呉れています。

暴飲暴食や過食、寝る前のドカ喰い。これらがインスリンを刺激しますから、一気にスイッチが入ってしまいます。

これを止めれば、スイッチがたやすく押されなくなるわけです。

解りました。 一刻も早く解明して下さい。